2013年12月11日水曜日

珈琲時光

慌ただしく時間が過ぎていくこの頃

なかなかじっくりと作陶に本腰を入れることができずにいます。

多方面にご迷惑おかけしてます。


そんな中少しずつ作っておりますのが
珈琲カップ。
この時期は珈琲カップの出番が多ございます。

腰から口までをすぼめ、口縁を端反り(はぞり)にしておりますので、中の飲みものが冷めにくいのであります。
また、この形状は口あたりが飲みやすく、珈琲の香りが楽しめるものでございます。
トルコブルー他、粉引、鉄釉ございます。

2013年11月21日木曜日

しらない





人はどれだけ経験しても
勉強しても
どれだけ物知りでも
「知らない」ことが
無くなることはないと思います。

それはいつまでも
新鮮に生きていられる、
希望のようなものだと思います。

星野源

2013年11月17日日曜日

ハコイチ 11月


土曜日のハコイチが終わりました。

常連さんから
「こないだの器、使うと◯◯なとこが良かった。」
「前にハコイチで◯◯を買ってファンになりました。」

なんてありがたい言葉をいただく事ができたりして、やってて良かったーと思えました。

本当にありがとうございました。

このように、地道にゆっくりやってまいりますので、どうか末長くよろしくお願いします。

やっぱりハコイチは他にはない独特の雰囲気です。うまく表現できないが、すごく、いい。

さて、今回のハコイチにて、年内のイベント参加は終わりです。
また年明けには、より良い器をお見せできるよう精進します。


2013年11月15日金曜日

この色何色。

あっ!

明日はハコイチだ!

一ヶ月はや!




今月は窯の不具合にやられ、予定の一回分焼けませんでしたが、少しだけ新作もっていきます。

色絵ものです。

チビッ子のみんなに使ってほしいぞ!

昔はチビッコだった、おじさんおばさんでも、もちろん使っていいぞ!



では、明日ハコイチにてお会いしましょう。


2013年11月5日火曜日

カトラリーを入れる筒状の陶器。


最近、羊羹をいただいて、少しずつ切って食べています。
お茶はもちろん、珈琲とも相性良くてリラックスタイムにはなかなか万能なお茶菓子です。

ところで、ようかんって、何で「ひつじ」?
「かん」の部分に至っては、もうわけわからない。

調べてみると、「羊の肉の入ったスープ」が、紆余曲折あって日本に伝来する過程で形や意味が変わり、いまの甘いやつになったそうな。

用途や中身が変化していっても、呼び名は変わらないものって、以外と身近にあったりします。

「菜箸立て」という道具も、別に菜箸を立てなくてもそう呼ぶよね。



いやー、ようかんが羊の肉の味じゃなくてよかった…。


2013年10月20日日曜日

10月のハコイチ

 

ようやく涼しくなった10月のハコイ
チ。
天気が心配でしたが、開催時間中は雨が降ることなく、無事に終わって良かったです。

さて、今回も器を手にとっていただいたみなさん、本当にありがとうございました。
じっくりと悩んだ末、濃緑釉の鉢を選んだ素敵カップル、炭化のカップや粉引きの器を手にされた陶芸教室に通ってらっしゃるという美熟女3人組、お父さんへのプレゼントにとマグを選ばれた親子などなど。

お客さんはさまざま。

自分の手から生み出されたものが、誰かの手に渡り、誰かの暮らしと共に育っていくという事に思いを巡らす時、心から幸せな気持ちになります。

好きでうつわを作っているのですが、物作りを本気でやろうとすればするほど、しんどさや苦しさがついてきます。正直、なんでこうまでしてやってるんだろうと思うことも少なくありません。
だから、器が旅立つ時、その先を考える時、やってて良かったと。
次へ向かう力になるのです。

そして、そんな未熟者をスタートの時から支えてくださっている常連さん。
いつもありがとうございます。

今日の小鉢はいかがでしょうか。

次はおにぎり10個のせられる長方皿、
バッチリ作りますからもう少しお待ち下さいね。

今後ともよろしくお願いします。




2013年10月18日金曜日

それぞれが、いろいろ


よく交差点などで、椅子に座って機械を扱いながら、なにか調査してる人いますよね。

そう、あれ。
何を調べてるか知ってますか。
あれね…。
たぶん、車の中で気持ち良さそうに歌っている人の数をカウントしているんですよ。

ルームミラーにうつる後ろの車のお姉さん、ふと目があった対向車のおじさん、結構熱唱してる姿をみかけます。

見ちゃったこっちが恥ずかしくなって目をそらしてしまう。

でも歌っている当人は、たぶんおおかたの人が機嫌がいい。

つまり、人が機嫌良く運転している割合を国土交通省が定期的に調べ、道路の拡充や縮小の判断材料としているのです。

難しい顔せず、機嫌良く安全運転しよう。

さて、あさってに出展しますハコイチですが、今回は性懲りも無く普段やらない焼き方や釉薬を試してみたり、細かな冒険もいっぱいしたりしております。

なので、なんでこんなん出来たか皆目見当がつかないような器ができております。

それらはいわゆる一点ものです。

ぜひ、器との一期一会の出会いをお楽しみください。


2013年10月16日水曜日

敗者などいない。


キャベツとソーセージのペペロン
パスタ。
わさびマヨネーズをアクセントに。

冷蔵庫の残り物たちが、
力を合わせてひとつになりました。

野菜室の中のしなしなした野菜を見つめていると、「おれたち、このままでは終われねぇんだよ。そりゃ、もう、公式戦に出られない事ぐらい分かってる。…だけど…だけど諦めるなんてできねぇよ!」

という悲痛な声が聞こえてきましたので、一肌脱いでやりました。


さて、前置きはさておき、今月もハコイチに出展します。

10月20日の日曜日。
場所は福岡市箱崎のハコビル&ハコ町屋です。
前回来られなかった方、まだいいの残ってますよ。
前回来てくださった方、また新しいのがありますよ。うふふ。

長方皿や蓋物も持っていきます。

是非、お越しくださいね。

2013年10月14日月曜日

日々是好日。


食欲の秋、読書の秋
スポーツの秋、芸術の秋

これらはどれも「蓄える」
行為にほかならない。

やがて訪れる冬へ向け
栄養を、知識を、体力を
蓄えるのだ。


わたしは常に節制を意識している。
なぜなら健康で文化的な生活には規則正しい生活習慣が何よりも大切であると考えるからだ。それはあたかも禅僧の生活のようだと、人は言う。

毎朝5時に起床すると、5キロ程のランニングをこなす。それから植物たちに水をやり、庭を掃き清める。
熱いシャワーを浴びた後は読みかけの書物に目を通してから、簡素で栄養バランスの整った朝食をとる。そして降り注ぐ朝日を全身に感じながらこうつぶやくのだ。

「今日も世界人類全てが平和でありますように…」と。





…さ、おもいっきりウソもついたし、夜食にいつものスーパービッグチョコでも食べて寝よう。



栄養だけが日々、実感を伴って蓄えられていく。


2013年10月3日木曜日

2013年9月22日日曜日

9月 ハコイチ

今回のハコイチも、楽しい時間を過ごさせていただきました。

器を手にとっていただいたみなさん、ありがとうございました。

そして、お客様より手作りのブローチをいただきました。
あわわわ…なんと素敵な…。

本当にありがとうございます。これつけて、販売したいと思います。
自然窯より今年のグッドデザイン賞を進呈します。
(お金やモノの進呈はございません。)

これからも精進しますので、よろしくお願いします。












2013年9月21日土曜日

スベリコミセイフ。

ハコイチ前日なのに、悪あがきして
窯出ししました。ふぅ。
焼きたての器をお持ちします。

粉引の角皿や、輪花小皿、鎬皿等、種類も豊富に持っていきます。
それから、あらたな試みもいくつかしていますので、お気に入りをみつけてくださいね。


みなさんにお会い出来るのを楽しみにしています。


箱崎手作り市(ハコイチ)
http://hanatoya.jp/tedukuri/

10時〜16時まで。町屋の1階にて
出展しています。
割と早い時間の方がオススメです。




2013年9月19日木曜日

スープについて。

「それからはスープの事ばかり考えて暮らした」

吉田篤弘 著


映画館とサンドイッチとスープ。

どこか、懐かしく優しい物語は
秋の季節にちょうどよくて、
心をゆっくり温めてくれます。

スープカップつくりました。
ごくシンプルな粉引のもの。
あたたかい食卓を想像しながら
作りました。

さて、他にも出来あがっております。
現在ラストスパート中。
今週日曜日(22日)、ハコイチにて
出展しますので、よろしくお願いします。

場所はGoogleナビで「ハコビル」と検索するとよいらしいです。








2013年9月11日水曜日

見立。

少し欠けたピッチャーは

花器として玄関へ。

野花をズボッと挿して。

…生けるのがヘタでも、それなりに見えます。

器に約束事なんてない。



2013年9月8日日曜日

こつこつ。

粉引き成形は乾燥の加減を
見極めるのが大事。

素地の乾燥がベストでなければ形を
維持できず壊れてしまう。

天気が穏やかに晴れてくれたらいいのですが。

いま制作中のものは、基本的には
9月22日の箱崎手作り市(ハコイチ)に出展するものです。

10時から16時までいますので、是非足を運んでください。
今回は、バリエーションも数も豊富に揃えていきますよ。






2013年8月31日土曜日

ステッチ


アクセントに縫い目文様を。

マット粉引、出来上がっています。





2013年8月24日土曜日

畏敬。

雨が降らないと思ってたら、今度は大雨と雷雨。
ちょっと怖いくらいの大雨ですね。

これだけ科学が発達しても、自然にはたちうちできないもん。


さて、久しぶりの販売会のお知らせです。
9月22日(日)ハコイチに出展します。
http://hanatoya.jp/tedukuri/

素敵なモノをお届けします。
ゼヒ足を運んでくださいね。







2013年8月21日水曜日

2013年8月17日土曜日

復活


やっとこさ窯の修理が終わりました。
「スーパージネン窯Zくん」が復活。

久しぶりの窯炊きを終えました。

今回はオサレな女性に人気の、
オサレマットな粉引シリーズを焼いています。

取り皿、カップ、ドンブリ。
今後もご紹介していきます。







2013年7月29日月曜日

雨ふらば雨の心になりぬべし。

ブログ更新が滞っております。

鳥飼八幡宮では、時々ザッと雨に見舞われる事もありましたが、夏祭りの雰囲気が心地よく、今回も楽しい気持ちで出展できました。
暑い中お越しいただいた皆様、ありがとうございます。

さて、8月はイベント出展の予定はありません。

実は窯が故障しまして。
部品取寄せに時間がかかるとのこと。

そして、はや二週間が過ぎようとしているところです。

焼けないのはツライです。
が、じっくり考えて事に臨めという
神様のお告げと思うようにしています。

9月にはいい器をお届けできるよう
準備してまいります。







2013年7月13日土曜日

晴れますように。

明日は鳥飼八幡宮での
青空個展市です。

夏越え祭と同時開催で、
多くの人で賑わうのだそう。

今回はイロイロ選べて
リーズナブルな器を
中心にお持ちします。

10:00〜18:00までです。


ぜひ遊びにきてください。


2013年7月10日水曜日

メリッと。デメリッと。

梅雨明けして、いい天気。
土の乾きが早くて作業がすすむが
とにかく暑い。



2013年6月25日火曜日

もうひとつ。

一輪挿しには
ドクダミをすっと挿して。





深緑の。

蒸し暑い毎日が続くなぁ。

山々の緑は深みを増して
どんどん力強く葉を繁らせて
います。

ディープグリーンの
カップできました。

カルピスとか入れると
いい感じです。


2013年6月16日日曜日

さて、お知らせです



ホークスタウンモール内にある
セレクトショップ、
モモクリさんに納品してきました。
http://www.e-acce.biz/momokuri.html

これまで自然窯の器はイベントでしかお買い求めいただけませんでしたが、こちらには常時展示販売されてますので、是非ご覧下さい。

クリエーターさんの作品が並ぶ素敵で
かわいいお店です。
野球観戦や、映画、ライヴのついでに
お立ち寄りくださいね。








2013年6月9日日曜日


本日の鳥飼八幡宮青空個展市は

雨のため中止になりました。

いやー、残念。

次回は7月14日開催だそうです。

雨だって降るさ
梅雨だもの




2013年6月7日金曜日

コバルト


藍色は、日本の色。

どこまでもひろがる
青い海や空。

古くから人は自然への
憧れをかたちにしてきました。

今回取り組んだ「黒瑠璃秞」の器。

取り皿に便利な5寸は
デザートにも煮物にも
マルチに使えます。







2013年6月5日水曜日

再起動


梅雨の晴れ間。

ここ数ヶ月はトライ&エラー
の日々。

釉薬や化粧土の調合のテストを
繰り返しやっと形になりつつあります。

さて、6月9日(日)鳥飼八幡宮にて
開催される青空個展に出展します。
http://www.aozorakoten.com

復帰戦となる今回の青空市。

良いものをお届けできるよう
準備してまいります。
















2013年5月6日月曜日

跳躍準備

某人気アニメに「精神と時の部屋」
というものが出てきますが、

修行(研究)の成果が少しずつ
形となって出てきました。

もうすぐ、さらに力を増した
器を見ていただけると思います

オラ、わくわくすっぞ!




2013年4月21日日曜日

珈琲時候

ご好評いただいているドリッパー。
大きめサイズの白(白濁釉)を作りました。

ドリッパー、サーバー、
ドリッパー受けの三点セットです。

ペーパーは円錐型対応です。




2013年4月4日木曜日

坐忘

粉引きの器は白が命。

ただ、白色度が高ければいいかといえば
そうではなく、化粧土の濃淡や
素地、釉薬との組み合わせからくる
さまざまな窯変が相待った白。

目指すは優しく、複雑な景色をみせる
粉引き。

化粧土の調合から、もう一度すべて
ふりだしにもどし、研究に没入します。






アクセント

粉引しのぎ向付

向付(むこうづけ)とは、懐石料理で供される刺し身や酢の物のことですが、それらを盛る器のことも、「向付」と呼ぶそう。
飯碗や汁椀の向こう側に置くことから、その名がついたようですね。

ちなみに一汁三菜の三菜とは、向付、煮物、焼き物の事らしいです。

三菜て、全部野菜と思ってた。
それじゃあヘルシー過ぎるよねぇ。