2013年1月22日火曜日

民衆の歌


先日、映画レ・ミゼラブルを
観てきました。

感情を絞り出すように歌う
俳優達の演技には圧巻でした。

中でも「民衆の歌」が
頭から離れない。

19世紀フランスの抑圧された
体制の中、革命を志す人々が
立ち上がる自らを鼓舞した歌。

劇中なんども流れる歌を
聞いていると

なぜか不意に大震災の事や
閉塞した今の世の中が
頭に浮かび、胸が熱くなった


それでも、
ぼくたちは
前に進むしかないのだ






闘う者の歌が聴こえるか
鼓動があのドラムと響き合えば
新たに熱い生命が始まる
明日が来たとき
そう 明日が

若者たちの歌が聴こえるか
光り求め高まる声が
世に苦しみの炎は消えないが
どんな闇夜でもやがて朝がくる
彼ら主の国で 自由に生きる
鋤(すき)や鍬(くわ)を取り 
剣を捨てる
鎖は切れてみな救われる

列に入れよ 我らの味方に
砦の向こうに 憧れの世界
みな聴こえるか ドラムの響きが
彼ら夢見た 明日が来る


レ・ミゼラブル「民衆の歌」より




2013年1月21日月曜日

ハコイチ 1

今年はじめてのハコイチ
ありがとうございました。

毎度&毎度
感謝&反省
消沈&奮起

よりよいモノを届けられるよう
精進してまいります

次回は三月にお会いできたらと
思っています






2013年1月18日金曜日

意図と糸

窯出し終了

近頃、ようやく窯の癖や
土と釉薬との相性が
わかってきた。

やっぱり、「焼けた」と
「焼いた」では、全然
意味がちがう

20日のハコイチで
お待ちしております。





2013年1月17日木曜日

大雪の予感

雪は音を吸収して

いつもより深い夜の静寂が。


足元、注意せねば!


2013年1月14日月曜日

やきものみたいなくつ

福岡県久留米市にあるメーカー
MoonStarが作る
スニーカーがすごくイイ。

その名も「shoes like pottery」

焼き物のような靴。

この由来は製造の最終工程で
窯に入れて焼くからなんだそう。

加硫製法と呼ばれるこの方法は
しなやかで丈夫なソールを作る
ために、硫黄とゴムを化学反応
させるというもの。

こういうやり方だと
国内でもごく僅かしか
製造できないらしい。

しかも組み立ての工程のほとんど
は職人さんの手仕事というから
驚き。

これはもう工業製品なんかではなく
クラフトですよ。

ちゃんと職人の心意気が
感じられる。

タグの裏には
「MADE IN KURUME」の文字。
すばらしい。

2013年1月12日土曜日

物々交換

工房の横は隣の
おばちゃん家の畑がある

今の時期は白菜やネギやほうれん草や
だいこんなんかを「ほら!」と
乱暴にくれる

まだ土のついたままの野菜は
見るからに新鮮で、
実際すごく味が濃い

もらってばかりで申し訳ないので
器をあげると、照れた様子で
受け取ってくれた。

お互いが無理のない範囲で
おすそわけ。
心遣いや思いやりが
心地良かった。






2013年1月6日日曜日

2013年

明けましておめでとうございます。

毎年正月はハワイで過ごす事が
わが家の慣例でして、

紅白や、箱根駅伝などといった日本の正月の話題が今ひとつピンときません。

…とか、一度でいいから言ってみたい

本年もよろしくお願いします。


写真下は、父製作のしめ縄。
シンプルさがいい。
工房の入口に。