2013年1月22日火曜日

民衆の歌


先日、映画レ・ミゼラブルを
観てきました。

感情を絞り出すように歌う
俳優達の演技には圧巻でした。

中でも「民衆の歌」が
頭から離れない。

19世紀フランスの抑圧された
体制の中、革命を志す人々が
立ち上がる自らを鼓舞した歌。

劇中なんども流れる歌を
聞いていると

なぜか不意に大震災の事や
閉塞した今の世の中が
頭に浮かび、胸が熱くなった


それでも、
ぼくたちは
前に進むしかないのだ






闘う者の歌が聴こえるか
鼓動があのドラムと響き合えば
新たに熱い生命が始まる
明日が来たとき
そう 明日が

若者たちの歌が聴こえるか
光り求め高まる声が
世に苦しみの炎は消えないが
どんな闇夜でもやがて朝がくる
彼ら主の国で 自由に生きる
鋤(すき)や鍬(くわ)を取り 
剣を捨てる
鎖は切れてみな救われる

列に入れよ 我らの味方に
砦の向こうに 憧れの世界
みな聴こえるか ドラムの響きが
彼ら夢見た 明日が来る


レ・ミゼラブル「民衆の歌」より




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