2014年5月14日水曜日

結果自然と成る。


灯油窯を導入し、焼成を繰り返す試行錯誤の日々の中から、ようやくイメージに近いものが焼けるようになってきた。
電気でも器は焼けるが、やはり激しい炎によって鍛えられた器には、焼き物の真髄の一端があるように思えるのだ。

土そのもののもつ力強さを、炎によって引き出し、昇華させようという行為は、これまでの焼成とは比較にならないほど労力を要する。
しかし、本当に自分が作りたいものは、こういうものだったのだと、改めて実感することができた。

土と炎によって「自ずから然る」うつわ作りを、目指していきたい。



これまでの器とは趣きが異なるものですが、少しずつ出していこうと思います。


※こちらのタイプは窯の中での炎の当たり具合等により、同じものはありません。「同じデザインの一点もの」と思っていただけたら幸いです。








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