2012年11月3日土曜日

いろいろのしろ

粉引ぐいのみ



日本人は無彩色の色の階調をつかむ能力が高いという

「白」とひとことで言っても

微妙な質感の違いや黄、青、緑がかった白など、多くの白が存在する


書道では、墨で書かれた黒い部分の文字の意味だけではなく、

なにも書かれていない部分、つまり余白の白が与える印象の中に

芸術性を見出す。


うつわも同様に、

理想の白を見つけるのは本当に大変な事だ。

大変で、楽しい。

そして

男はいつだって、楽しくて大変な事が大好きだ。





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